鬼木 崇 - チームメイトと共にあった15年間のラグビー人生

公開日:(掲載内容は公開日時点に基づく情報です。)

Profile - 鬼木 崇(おにき たかし)1999年2月生まれ
小学校4年(9歳)草ヶ江ヤングラガーズに入部
【草ヶ江ヤングラガーズ】九州大会優勝、全国大会3位
【修猷館高校ラグビー部】花園予選県大会3位
【慶應義塾大学蹴球部】関東大学対抗戦4位、全国選手権大会ベスト8
2022年9月現在 慶應義塾大学法学部法律学科 4年 蹴球部 所属

――ラグビーをはじめたきっかけは?

2つあります。1つ目は父がラグビーをしていたこともあり、ラグビーというスポーツを認識していました。2つ目は、小学校に入る前に、ラグビーやサッカー、野球など色んなスポーツを家族で見にいき、当時幼いながらもタックルをして、体をぶつけ合うラグビーに魅力を感じました。この2つの理由から、ラグビーを始めました。

――草ヶ江の思い出を聞かせてください

特に印象的だったことは2つあります。1つ目は、お盆の夏合宿です。ひたすらに走って、合宿先まで来てくださる先輩方と体をぶつけ合うようなきつい練習が多くありましたが、コーチの方や一緒にプレーしたチームメイトのお陰で乗り越えられたと感じています。2つ目は、同期の存在です。毎週、練習後に必ず集まって遊んだり、ラグビーをしていました。この時間が楽しみで、どんな練習でも乗り越えられたと思います。こういった経験が大事な試合でチームの為に、体を張れる選手に自分を成長させてくれたと感じています。

――草ヶ江の後輩たちへメッセージをお願いします

それぞれが色んな理由を持って同じチームにいることは当たり前じゃなく、今周りにいる仲間を大事にしてもらいたいです。自分1人で成せることは多くはないですし、同じ目標に向かってチームで本気で努力することは、必ず将来同じような場面になった時に、踏ん張れる理由にもなります。そして草ヶ江の仲間は、卒業後もそれぞれの道で努力していて、自分に刺激をくれる存在で、再会しても昔のように笑い合って心から仲間でいられる存在です。きつい練習や試合に負けた時には、目の前のことだけを考えてしまう時もあるかもしれません。しかし、今周りに素晴らしいチームメイトがいて、一緒に目標に向かって努力できていることは、本当に貴重な経験であることを認識して、今経験していることを大事にしてもらえればと思います。

――将来の夢、目標

大学での在学中の目標は、全国選手権大会で優勝することです。その中で、特に筑波大学、早稲田大学は入学してから一度も勝利できていないため、最終学年の今年こそ勝ちたいと強く思っています。
卒業後は、第一線でのラグビーからは、離れる予定です。今までお世話になった草ヶ江ヤングラガーズや修猷館高校ラグビー部、また慶應義塾大学蹴球部にOBとして関わるだけでなく、ラグビーというスポーツそのものにも影響を与えられるような人材になりたいと思います。

【関連記事】GROWIN UP!僕が慶應に決めた理由
https://krc.keiorugby.com/growinup/vol1

 - OBインタビュー