仲間との絆

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林 伶威ハヤシ レイ(中2)

――入部した年齢とキッカケ
お父さん4才(年中)。私が草ヶ江の卒業生でもあり、とにかくラグビーをさせたいと思っていました。生まれる前からラグビーボールを購入し、歩けるようになると毎週末ボールを持って公園へ。年少になると、草ヶ江が練習している小戸公園の脇にあるジャングルジムへ毎週末連れて行き、「あのおにーちゃんたち、何してるんだろうね? 楽しそうだね。一緒にやってみる?」と暗示をかけ、年中で入部させました。
――入部して良かったこと、成長したところ
お母さんラグビーを通して得られたものは、一生の宝となる仲間との出会い、共に喜びも悔しさも分かち合い、日々切磋琢磨する姿を見て、成長を感じています。 また、草ヶ江の国際交流事業を通じて、言葉が通じなくても、ラグビーというスポーツを通じて異国のラガーとも仲間になれたことは、子供にとって本当に貴重な経験となっています。

お父さんただ楽しいだけの幼少期もありましたが、高学年になるにつれて公式戦が始まり、レギュラー争いも熾烈となりました。悔しくて涙する日もあれば、勝利して喜ぶ日もありました。思い通りにいかないことや、自分と向き合えずに辛い時期もありましたが、壁を乗り越えた時の達成感を得ることもありました。そんな酸いも甘いも知りながら頑張る姿に、成長を感じています。また、草ヶ江では自分の子どもの学年は指導せず、他学年の保護者に指導を委ねます。指導者のことを、みんな「先生」と呼びます。なかなか親に本音を言えない子も、担当学年の先生たちが親身になって話を聴いてくれます。草ヶ江は、子どもたちを取り巻くアントラージュ自身も、それぞれのWell-beingを目指しながらプレーヤーをサポートしていく体制を整えており、入部させて本当に良かったと思います。
――草ヶ江で学んだこと、楽しいところ

伶威(れい)私が草ヶ江ヤングラガーズに入って良かったことは、ラグビーを通じて知り合った仲間と一緒に過ごせる機会が多いことです。ラグビー以外でも一緒に遊んだり、勉強したり、食事をしたり、とにかく仲間と過ごす時間が多く、私にとって仲間は大切な宝物です。また、私の学年は部員数が多く、同じポジションの仲間もたくさんいます。お互いに競い合うことで自分自身も上達し、一緒に切磋琢磨できることが嬉しいです。私は現在中学生ですが、学年で一番体が小さいため、日々のコンタクト練習では仲間に跳ね飛ばされることもあります。思い通りにならないことや、悔しく辛いこともたくさんありますが、試合では体の大きな仲間たちに支えられながら、体が小さくても体を張り、誰にも負けないくらい大きな声を出すようにしています。それぞれが自分の持ち味を最大限に発揮しながら、全員で同じ目標に向かって戦うラグビーが大好きです。2024年にはニュージーランド研修に参加し、5年前に私の家にホームステイした仲間と再会しました。再び一緒に遊んだり、ラグビーをすることができ、本当に楽しかったです。仲間との絆を大切にしながら、多くのことを学ばせてくれるラグビーを、これからも続けていきたいと思います。

 - 保護者の声