草ヶ江ファミリー
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鳥越 智 (中3)

――入部した年齢とキッカケ
お父さん智は、4才(年中)にて入部させて頂きました。草ヶ江には田中元会長からのお誘いです。田中会長より「自分の息子を草ヶ江へ入部させて本当に良かった。今は学校でもどこでも叱らないし、競争の順番も付けない。草ヶ江の先生方は親身に叱ってくれる。また社会に出れば競争ばかり。大人になれば集団の中で強く生きなければいけない。子供の頃から、集団競技を通して勝負に勝つ事を覚える事は、将来きっと役に立つ。私が預かるから息子さんを入部させなさい。」と言われたのがきっかけです。
それから野球やサッカーのチームと比べましたが、やはり息子には草ヶ江が良いと思い入部をさせました。しかし、入部してから半年程度、智は毎週土曜日夜となる気分が悪くなり、日曜日の朝は絶対行かないと駄々をこね、何とか連れて行っても練習には参加せず脱走兵。
それでも毎週、先生が付きっきりで対応をして頂きありがたい限りでした。
今となれば仲間は一生の友人となり、遊ぶのは草ヶ江の友人ばかりです。
その後、智に続く兄弟4人も全員草ヶ江に入部して、今は子供5人全員が草ヶ江にてボールを追っかけています。
私自身も父兄の皆様方とも親交を深める事ができ、親子共々、草ヶ江に感謝しています。
――入部して良かったこと、成長したところ
お母さん上記の通り、私の意見は皆無で入部が決まりました。最初は、「チームのために体を張る」の意味も分からず、雨なら休めばいい、寒いなら着せればいいと不満がありましたが、グラウンドで週一回顔を合わせる親子の表情は真剣で、誇らしげで、皆が「子供達を褒めて伸ばす」という雰囲気がありました。草ヶ江に入って、親はまず、「我が子以外を我が子のように接する事」「ボランティアで成り立っている為、出来る時に出来る人が出来る事をする事」と教わりました。今5人の我が子達が入部できたのは、温かく見守ってくださる母達、父達、その空気感を作っている草ヶ江という伝統のおかげだと思っています。子供達は、大勢の大人と触れ合い、その背中から様々なことを吸収します。学校よりも親子の顔が見える関係なので、より良い関係が築きやすいと私は感じています。
入部してよかったこと、それは、雹(ひょう)降る中でも練習を止めなかった子供達、伝統の赤ジャージを着て全力でもって体を張る子供達、そうした場面で沢山の感動をもらえた事です。こんな子供達を見ていると、この先のステージでも活躍できる大人になっていく、そう自信を持って言えます。もしかしたら、引退した後に、草ヶ江に入部してよかった本当の意味が分かるのかもしれません。
いつの間にか草ヶ江に染まり、子育ての軸にラグビーがあって、今もこの先も感謝しかありません。
――草ヶ江で学んだこと、楽しいところ

智(さとし)私が、草ヶ江ヤングラガーズに入って良かった事は、仲間について深く学べた事です。仲間が出来たから、ラグビーも楽しく出来たし、ラグビー以外の場所でも、ラグビーの仲間と沢山触れ合うことが出来ました。草ヶ江の楽しいところは、仲間を通して、きつい練習も仲間と一緒ならやり遂げられる、そういう良さがあります。
草ヶ江で学んだことは、礼儀です。草ヶ江は、他チームに比べても応援や、他チームに対する態度や、レフェリーへの感謝がとても良いチームだったと思いました。
結子(ゆうこ・小5)草ヶ江の楽しいところは、合宿です。合宿の練習が終わった後のお風呂や部屋での女子会が毎回楽しいです。やってて良かったと思う時は、出来なかったことができた時、例えば、スクリューパスができた時、マラソン大会で完走した時、チームのみんなが協力して、勝利した時などです。
力(ちから・小3)草ヶ江の楽しいところは、みんなで勝とうと気持ちを合わせて、本当に勝った時です。それと、ラグビー以外の日にも、仲間と遊んでいる時です。負けた時のみんなの思いやりや、優しさも嬉しいです。だから、また勝ちたいと思いました。

