スタートコーチ資格認定講習会

本日の草ヶ江は「スタートコーチ資格認定講習会」の様子です。スタートコーチ資格認定講習会とはラグビー指導者の入り口として必要な知識及び技能を習得する講習会です。福岡県下のさまざまなラグビークラブ・ラグビースクールのコーチ36名が受講し、草ヶ江から6名のコーチが参加しました。

午前中は「安全対策について」や「コーチの役割と年代別の指導のあり方」など、みっちり3時間の講義を受講した後、5つのグループ（A・B・C・D・E）に分かれて午後からの実技指導の指導計画を作成しました。

個人的に印象に残った事項をいくつか・・・

• 簡潔な指導を心がける
• オーバーコーチングは避ける
• 学ぶことをやめたら指導することもやめなければならない（元サッカーフランス代表監督の言葉）

オーバーコーチング、すなわち「過度な指導」や「教え過ぎ」は子どもたちの判断力と想像力を与える機会を奪ってしまうことになります。

午後からは太宰府少年ラグビークラブの4年生～6年生の子どもたちを相手に事前に作成した指導計画をもとに実技指導です。この日はグラウンドコンディションが悪く、実技は体育館で行われました。Aグループはウオーミングアップ担当、Bは前進する攻撃、Cは攻撃支援、Dは防御、Eはクーリングダウン担当と練習テーマが振り分けられ、わずか30分で作成された練習メニューでしたが、各グループ、テーマに沿った素晴らしい練習メニューを実践し、実践後はお互いに良かった点、悪かった点を評価し合いました。「この練習は真似したい！」という練習メニューもいくつかあり、非常に意義ある実技指導となりました。既に草ヶ江の多くのコーチ（指導者）はスタートコーチ資格認定を取得し、日々の子どもたちの指導に励んでいます。まだ、受講されていないコーチは是非とも来年、受講されてください！

 - 本日の草ヶ江 コーチング